笑ログ

ノンスタイル「取り調べ」

f:id:motohero:20160713232950j:plain

石田:お願いしま~す!

井上:どうもよろしくお願いしま~す!

石田:え~、も~楽しいっすねぇ!

井上:はい

石田:いやあ、もう楽しいですよねぇ~!

石田:いや、こんな日はね~、もう~、漫才をパ~ッとやってね~、パ~ッと笑ってもらってね、もう、パ~ッと帰りましょう!

井上:帰ったらあきませんよ!

石田:んで、パ~ッと打ち上げ行きましょうね!

井上:いえいえ

石田:もう、飲みに行きましょう!ハァ~ッハッ(笑)飲みに行きましょう!ハァ~ッハァ~イ(笑)

 

井上:ええ、ええ

石田:ねえ、どう、ウェエ~イ!飲みに行きましょう!

井上:いえ、行くんですけど

石田:行きましょ、行きましょ!

井上:まだ!置いといてください、その気持ち!

石田:んんんんん~~ん!

井上:まだ置いといてください

石田:うんうんうんうん!飲みに行きましょ、飲みに行きましょ!

井上:飲みには行くんですけど

石田:はいはいはい!

井上:ちょっとやりたいことがあるんです

石田:何ですか何ですか?

井上:言うたらあの~

石田:うん!

井上:刑事のね、この、「取調べのシーン」ていうのをやってみたいなと思って

石田:うわ、ええやんか!じゃ、それもう、パ~ッとやって、もう、パ~ッと飲みに行きましょう!

井上:言わんでええって、だから、そういうこと~!

石田:パ~~っとやりましょう!ウェッヘェ~!

井上:はぁい、いぇ…

石田:へへ、へへ…

―ヨダレを手で拭う石田

井上:わぁお、気持ち抑えてくれや、マジで!

石田:抑える抑える!あぁ!

井上:だから俺が刑事やるから、

石田:おう!

井上:お前ちょっと犯人の役やってくれ!

石田:合点承知の輔!

井上:めんどくさいな~お前!

石田:じゃ、ちょっくら犯罪犯してきま~す!

井上:誰がリアルに犯罪せぇ言うてんねん、お前~!やった「てい」でええから

石田:あぁ、そう

―取調室にて

井上:「バン!お前がやったやろ!」

石田:「すいませんっしたっ!」

井上:早いわ、おい!早い早い!

―右手を挙げ、「飲みに行こうよ」とジェスチャーする石田

井上:行かへんって~!

―客席に「すいません」と手を合わせ、そ~っとステージをはけようとする石田

井上:行かへんってまだ~!いや、「すいません」やない、おい!おい!

石田:……、はっ?

井上:DVDとか見てる人お前、ぞっとするぞ~お前!

石田:アハハ…

―客席(笑)

井上:「もう行くんかい!」みたいになるぞ~お前~!

石田:アッハハハハハ!(右手を上げたまま)へぁっ?

井上:違、違、違うやん、お前!そこお前、あんなに認めてもろたらあかんで~!

石田:さっさとやりましょっ!

井上:何やねんコイツ、腹立つ!

井上:「バンッ!お前がやったんやろ!」

石田:「(横を向いたまま)…」

井上:「石田~!ええかげん…」

石田:「すいませんっした!」

井上:吐いたらあかんねん、おい!

石田:フッフッフッ!「すいません、2名飲み放題で~!」

井上:打ち上げ予約すな、お前!

石田:「2秒後に行きます!」

井上:2秒後に行くな~、お前!どこで予約してんねん、それお前~!

石田:…

井上:違うやん!そこは否定してくれんと~!

石田:「そうなんですよ、僕がやったんですよ~!って、何でやね~ん!」

井上:誰がノリツッコミで否定すんねん、おい!どこの犯人がノリツッコミで…

―ビールを注ぐ仕草をする石田

井上:打ち上げ始めるな、おい!ビール注いでるやろ!

石田:「ええ、ええ、ええ!」

井上:打ち上げ始めるな!

石田:「あ、すいません、すいません」

井上:飲むな、飲むな、おい!打ち上げ始めるなって~!

石田:えっ?

井上:違、そこはちゃんと否定してくれよ!

石田:「バン!お前がやったんやろ!」

井上:「いぇ、僕じゃ…無いんじゃ…」

井上:下手くそか、お前!白々しすぎるやろ、おい!

石田:「僕じゃないっすよ!僕頼んだん唐揚げですもん!」

井上:オーダーの話ちゃうねん、おい!ちゃうちゃう、打ち上げの気持ちちょっと置いといてくれや!

石田:えぇっ!?

井上:そこはだから、悪い感じに否定せえや!

石田:ゴホッ!ゴホッ!もう、ゴホッ!無理…

井上:「体調悪い感じ」じゃないねん、お前!

石田:ヘッヘッヘッ!

井上:誰がそんな感じで否定せえって言うてんねん!

石田:ヘェヘッヘッ…

―なにかを搾る仕草をしている石田

井上:唐揚げにレモン搾んな、お前!

―レモンをよ~く搾る石田

井上:何美味しくいただこうとしてくれてんねん!

石田:…

井上:ちゃんとやれや!

石田:はい

井上:俺が言うてんのは態度や態度!

石田:(手を合わせ)「サワデ~」

井上:それタイ語や!

石田:(ニコニコしながらなにか搾る仕草をする)

井上:しょ~も無いことせんでええねん、お前な!俺が言うてんのは、態度を悪い感じにな…

―搾ったものを何かに注ぐ仕草をする石田

井上:チューハイにグレープ搾んな、お前!

―マドラーでかき混ぜる石田

井上:何グレープフルーツ入れて美味しくいただこうとしてんねん、お前!

―そのチューハイを人に配る仕草をする石田

井上:人に配んのかい、お前!…ちゃんとやれ言うてんねん!!

石田:やぁったらいいんでしょうが、はい!

井上:「バン!お前がやったんやろ!」

石田:「知らんな~!確かに俺はアイツが憎かったぁ!(生卵をかき混ぜる)

石田:憎くて憎くて仕方がなかった!(溶いた卵を回し入れる)殺してやりたいほどなぁ!ただ残念ながら俺は、(ご飯を雑炊に入れる)やってへんねん!」

井上:雑炊仕上げんな、お前!明らかにシメまでいってもうたやないか~!

石田:「うどん派~?」

井上:そういうので怒ってんちゃうねん!「どっち派」で怒ってんちゃうねん!

―伝票をチェックする石田

井上:伝票チェックすな、お前!何チラッと値段気にしとんねん、お前は!もう、やれや!!ちゃんと、腹立つ!もうええわ!

石田:や~るやる、ちゃんとやるがな!

井上:やれへんやんけ!

石田:やるやる!ラストチャンス、ラストチャンス!

井上:おう、ラストやぞぉ~!

井上:「バン!(机を叩く音)」

―飛び上がる石田

井上:しばいたろか、おい!

―体をビョンビョンさせている石田

井上:しょ~もないことすんな、腹立つなあ、おい!

石田:(ニヤニヤしながら)何でそんな怒ってんの?

井上:当たり前やろがい、んなもんお前!

石田:何で、何で~?

井上:「何で」って、お前がちゃんとやれへんからやろがい!

石田:何で、何で・何で何で、何で・何で何で、何で

井上:「飲~んで、飲~んで飲んで」みたいになるな!

井上:なに、打ち上げのノリ出してきてくれてんねん!

石田:えぇ~~!

井上:もうええわ!見本見せるわ!

石田:うん

井上:俺が犯人やるから、お前が刑事やって!

石田:はい、喜んで~~!

井上:店員すな!

石田:「もしもしも?…、おぬしが~、やったんじゃ…」

井上:キャラ設定どうなってんねん、お前!お~い!俺そんな感じで演じてたか~?

石田:(超小声で)知らんかってん

井上:俺、「バ~ン!お前がやったんやろ!」だろ!

石田:「(拳銃を井上の心臓に向かって)バ~ン!お前がやったんやろ~!」

井上:もう、やってもうてるやん!完全に撃ち抜いたやん!…机叩けよ~!

石田:「バ~ン!おまえがやったんやろ~!!」

―机を打った反動で飲み物をこぼしてしまう石田

井上:「フッ!知らんなあ!確かに俺はアイツが憎かった!」

―隣の同僚に謝りながら、こぼした飲み物を拭く仕草をする石田

井上:「憎くて憎くて仕方なかった!殺して…」

―コップが付いていた机の部分を執拗に拭く石田

井上:粗相すな、お前は!今の「バ~ン!」でこぼしたとか、要らんねん!

―苦笑いしながら、もう1杯くれと頼む石田

井上:もう1杯やないねん、お前!腹立つの~!

石田:へぇ?

井上:何してんねん、さっきからお前!うっとおしいなあ!

石田:なんやねん!お前、全然ノリ気ちゃうやんけ~!

井上:当たり前やろが!

石田:車で来たん?

井上:そういうことちゃうねん、お前!「車で来て酒飲まれへんから打ち上げ楽しないなあ」言うてんちゃうねん、お前!

石田:えぇ?

井上:何回おんなじシーンすんねん!俺、この次に行きたいねん!

石田:「カラオケ用意してま~す!」

井上:打ち上げの話ちゃうねん、お前!

石田:「次行きましょう!」

井上:誰が2次会行きたい言うてんねん、お前!

石田:うん?

井上:ちゃう、俺は言いたいセリフとかがあんの~!

井上:「いい加減諦めたらどうや!」

石田:「そうやって!もう終電には間に合わへんって!」

井上:打ち上げの話しちゃうねん、だから~!

井上:そんなことを言うてんちゃうやろが、お前!

―歌の本を見ながら、次に歌う曲を探す石田

井上:曲選びながら、カラオケ盛り上げんな~、おい!

―体で調子をとりながら曲を探す石田

井上:要らん!そんなんは~!黙って見といて!

井上:「この落としの井上が、必ず落としてみせる!」

石田:「(井上の肩に手を掛けて)落としてみせるぜ~!領収書で~!」

井上:サラリーマンか、お前!値段そんなんで落とすとかええねん!

―スピーカーの影響で耳がキ~ンとなる石田

井上:「スピーカー、キーン!」とかええわ、おい!

―ボリューム落としてと頼む石田

井上:カラオケでようあるけど、黙って聞いといて!

井上:「吐け、吐けといったら吐くんだ!」

石田:「(背中をさすりながら)そやで、飲みすぎやで~!」

井上:どっか行け、お前おい!!

石田:「飲みすぎ!」

井上:打ち上げの話はどうだってええやろ!俺、刑事の取調べがやりたいってやってんねん!

―マイクのエコーを調節する石田

井上:マイクのエコー、気にすな~!

井上:もうええわ!

パンクブーブー 「ナンパ」

パンクブーブー 「ナンパ」

 

f:id:motohero:20160713232751j:plain

ボケ:佐藤(以下、さ)

ツッコミ:黒瀬(以下、く)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さ&く「どうも〜パンクブーブーです」

さ「まあまあ、ねえ、今日は何の話をしようかなと。」

く「はい!」

さ「今、二つほど迷っているんだけど」

く「二つ、悩んでる?何でしょうか?」

さ「どっちの話がいいでしょうかね〜?」

く「何?どっち?どっち?」

さ「街で女の子をナンパした時の話と、、」

く「あー、いいじゃないですか」

さ「船で沖に出て難破した時の話」

く「それは、やめとこ!笑。いろいろあったから」

さ「あ、どっちもナンパの話なんだけど」

く「うん。もう一個の方はやめとこ、いろいろあったから! 街のナンパの話聞きたい」

さ「この間ね、僕ね、女房がいるにもかかわらずナンパしちゃったんですよ」

く「あ〜、ダメじゃないそれは」

さ「これが、またいい女でね!」

く「あ、そう!」

さ「もし、花に例えるならば、まるで〜 とても〜きれいな〜花。」

く「下手くそだな!おいw ひとっつも例えてねえじゃねか」

さ「まずは、その出会いから話をしたいんだけど」

く「出会いちょうだい!」

さ「その日はね、午前中なんだかんだあったんだけど」

く「午前中、なんだかんだあったの?」

さ「まあ、車にはねられたりとか。まあ、なんだかんだあったんだけど」

く「だいぶ、あったねw。だいぶな事あったね」

さ「いや、その日の午後ですよ」

く「うん、午後」

さ「俺、新宿の街をボッーーって言いながら、歩いてたわけ」

く「え、言ってたの?」

さ「うん!ボッ−、ボッー、ボッ−って言いながら歩いてたら、そしたらあれ、プ。だったかな。ぺ。だったけな〜」

く「え?」

さ「あ!思い出した。「パ」だ。パッて前見たら 」

く「はあ?」

さ「パッてみたら、、」

く「そこ忘れる??そこ忘れてたの?」

さ「パだった。うん、パッてみたら向こう側から、ものすごい美人。って書いたTシャツを着た女が歩いてきて」

く「すごい、女だな! そんなハードル上げてくるかね?w」

さ「26, 7くらいかな」

く「あ、ちょうどいいね」

さ「そう?男の俺でも26.5cmだから、結構でかいよね?」

く「あ、足のサイズね。ちょっと大きいかな」

さ「で、やっぱり男だからお尻を見ちゃう」

く「お尻好きなんですよね。やっぱ」

さ「で、お尻見てたらさ〜 歩くたびにプリッ、プリッ。っておならしてんのよ」

く「サイテー!ちょうサイテー!」

さ「で、髪の毛なんかもさ、さらっさらっのロングヘアーをバッサリ切ったようなショートカットでさ〜」

く「あ、短いの?お前の想像な?」

さ「その子が、また、ふわぁ〜っといい香りのする焼き鳥屋の方へ歩いていくのよ」

く「あ、焼き鳥屋ね!その子の、においじゃないのね」

さ「うん。でもね、あんまり後をつけたら怪しまれる。」

く「そらー、危ないよ」

さ「もしかしたら、警察に通報されるかもしれない」

さ「そこでよ。俺は、ちゃーんと警察に捕まる覚悟を持ってついていった」

く「あ、秘策0なん。秘策0で行ったのね」

さ「そしたら、その時だよ!その子がパッと振りかえって」

く「え?」

さ「ちょっとなんなんですか、さっきから。ついてこないでください!。って言ってきたらどうしようって不安に襲われちゃって」

く「言われたわけじゃないのね」

さ「ところが、意外にもだよ。「すみません。駅はどっちですか?」って言って。その子の方から俺に話しかけてくれたらいいのにね!」

く「あ、言われたわけじゃないの?w」

さ「そしたら急にその子がバーと走り出して」

く「走り出した」

さ「俺も、骨折してる足を引きづりながら追っかけて、、」

く「あ、骨折してんの?」

さ「午前中、車にはねられてるんだから」

く「あ、あ、だから骨折してんの?病院いけよ!」

さ「今度はね、その子がタクシーに乗っちゃたの」

く「タクシーに乗った」

さ「俺、もうやばい見失うと思って、俺も急いでタクシーに乗り込んで、もう心臓がばくばくですよ」

く「ドラマみたいじゃん」

さ「その隣で、その子もびっくりしてるわけよ」

く「同じ車?!!同じタクシーに乗ったの??」

さ「うん。そしたら車内にも気まずい雰囲気が流れてんのよ」

く「そりゃ、流れるよ」

さ「その時だよ」

く「うん」

さ「「おい、哲夫!お前は芸人だろ。そんな空気くらいしゃべりでなんとかしろよ!」って運転手が俺に言ってきたの」

く「運転手が言ってきたの??」

さ「お前、関係ないだろ!だいたいお前にはねられたせいで俺、足骨折してんだぞって」

く「そいつにはねられたの??すごい、偶然、何なのこの状況」

さ「そしたら急によ、その子の方が食事でもしませんか?って。その子の方から、誘ってきたのよ!」

く「へ?」

さ「俺もう夢じゃないかと思って、思いっきりほっぺたをつねったら、その子が痛がる痛がる」

く「その子、つねったの?」

さ「そう」

く「自分つねんなきゃ」

さ「で、そんな出会いをした女房がいるにもかかわらず、この間、ナンパしたっている、、」

く「あ、女房との出会いだったの???」

さ「そうそうそうそう!」

く「え、ややこしいよ!」

さ「そんな、女房がいるにもかかわらずナンパしたの。最初ね、渋谷をブラブラ言いながら歩いていたの」

く「それも、言ってたんだ」

さ「そしたら、あれプだったかな、ペだったかな〜」

く「いや、パでしょ」

さ「あ、思い出したぺだ。」

く「パだよ!」

さ「ぺ・ヨンジュンのポスターが貼ってあったの」

く「あ、それはぺだ!」

さ「そのポスターの前に綺麗な女の子が立っているわけよ」

さ「まあ、結構年はいってたけど、、、32~3個上かな?」

く「だいぶいってんな!」

さ「その子をナンパしようかと思ってたんだけど、その時、俺は考えたね」

く「何を?」

さ「女房と子供がいるのにナンパなんかしてもいいんだろうか?って」

く「まあね」

さ「そら、そうでしょう。隣に女房がいるのにナンパなんてできないよ」

く「あ、隣にいるの??」

さ「女房がいるのに。って言ったじゃん」

く「じゃあ、できるわけないだろう!」

さ「だから、ナンパしたんだけど全然うまくいかなかった」

く「当たり前だろ、バカたれが!!」

さ&く「どうも、ありがとうございました!」