パンクブーブー 「ナンパ」
パンクブーブー 「ナンパ」
ボケ:佐藤(以下、さ)
ツッコミ:黒瀬(以下、く)
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さ&く「どうも〜パンクブーブーです」
さ「まあまあ、ねえ、今日は何の話をしようかなと。」
く「はい!」
さ「今、二つほど迷っているんだけど」
く「二つ、悩んでる?何でしょうか?」
さ「どっちの話がいいでしょうかね〜?」
く「何?どっち?どっち?」
さ「街で女の子をナンパした時の話と、、」
く「あー、いいじゃないですか」
さ「船で沖に出て難破した時の話」
く「それは、やめとこ!笑。いろいろあったから」
さ「あ、どっちもナンパの話なんだけど」
く「うん。もう一個の方はやめとこ、いろいろあったから! 街のナンパの話聞きたい」
さ「この間ね、僕ね、女房がいるにもかかわらずナンパしちゃったんですよ」
く「あ〜、ダメじゃないそれは」
さ「これが、またいい女でね!」
く「あ、そう!」
さ「もし、花に例えるならば、まるで〜 とても〜きれいな〜花。」
く「下手くそだな!おいw ひとっつも例えてねえじゃねか」
さ「まずは、その出会いから話をしたいんだけど」
く「出会いちょうだい!」
さ「その日はね、午前中なんだかんだあったんだけど」
く「午前中、なんだかんだあったの?」
さ「まあ、車にはねられたりとか。まあ、なんだかんだあったんだけど」
く「だいぶ、あったねw。だいぶな事あったね」
さ「いや、その日の午後ですよ」
く「うん、午後」
さ「俺、新宿の街をボッーーって言いながら、歩いてたわけ」
く「え、言ってたの?」
さ「うん!ボッ−、ボッー、ボッ−って言いながら歩いてたら、そしたらあれ、プ。だったかな。ぺ。だったけな〜」
く「え?」
さ「あ!思い出した。「パ」だ。パッて前見たら 」
く「はあ?」
さ「パッてみたら、、」
く「そこ忘れる??そこ忘れてたの?」
さ「パだった。うん、パッてみたら向こう側から、ものすごい美人。って書いたTシャツを着た女が歩いてきて」
く「すごい、女だな! そんなハードル上げてくるかね?w」
さ「26, 7くらいかな」
く「あ、ちょうどいいね」
さ「そう?男の俺でも26.5cmだから、結構でかいよね?」
く「あ、足のサイズね。ちょっと大きいかな」
さ「で、やっぱり男だからお尻を見ちゃう」
く「お尻好きなんですよね。やっぱ」
さ「で、お尻見てたらさ〜 歩くたびにプリッ、プリッ。っておならしてんのよ」
く「サイテー!ちょうサイテー!」
さ「で、髪の毛なんかもさ、さらっさらっのロングヘアーをバッサリ切ったようなショートカットでさ〜」
く「あ、短いの?お前の想像な?」
さ「その子が、また、ふわぁ〜っといい香りのする焼き鳥屋の方へ歩いていくのよ」
く「あ、焼き鳥屋ね!その子の、においじゃないのね」
さ「うん。でもね、あんまり後をつけたら怪しまれる。」
く「そらー、危ないよ」
さ「もしかしたら、警察に通報されるかもしれない」
さ「そこでよ。俺は、ちゃーんと警察に捕まる覚悟を持ってついていった」
く「あ、秘策0なん。秘策0で行ったのね」
さ「そしたら、その時だよ!その子がパッと振りかえって」
く「え?」
さ「ちょっとなんなんですか、さっきから。ついてこないでください!。って言ってきたらどうしようって不安に襲われちゃって」
く「言われたわけじゃないのね」
さ「ところが、意外にもだよ。「すみません。駅はどっちですか?」って言って。その子の方から俺に話しかけてくれたらいいのにね!」
く「あ、言われたわけじゃないの?w」
さ「そしたら急にその子がバーと走り出して」
く「走り出した」
さ「俺も、骨折してる足を引きづりながら追っかけて、、」
く「あ、骨折してんの?」
さ「午前中、車にはねられてるんだから」
く「あ、あ、だから骨折してんの?病院いけよ!」
さ「今度はね、その子がタクシーに乗っちゃたの」
く「タクシーに乗った」
さ「俺、もうやばい見失うと思って、俺も急いでタクシーに乗り込んで、もう心臓がばくばくですよ」
く「ドラマみたいじゃん」
さ「その隣で、その子もびっくりしてるわけよ」
く「同じ車?!!同じタクシーに乗ったの??」
さ「うん。そしたら車内にも気まずい雰囲気が流れてんのよ」
く「そりゃ、流れるよ」
さ「その時だよ」
く「うん」
さ「「おい、哲夫!お前は芸人だろ。そんな空気くらいしゃべりでなんとかしろよ!」って運転手が俺に言ってきたの」
く「運転手が言ってきたの??」
さ「お前、関係ないだろ!だいたいお前にはねられたせいで俺、足骨折してんだぞって」
く「そいつにはねられたの??すごい、偶然、何なのこの状況」
さ「そしたら急によ、その子の方が食事でもしませんか?って。その子の方から、誘ってきたのよ!」
く「へ?」
さ「俺もう夢じゃないかと思って、思いっきりほっぺたをつねったら、その子が痛がる痛がる」
く「その子、つねったの?」
さ「そう」
く「自分つねんなきゃ」
さ「で、そんな出会いをした女房がいるにもかかわらず、この間、ナンパしたっている、、」
く「あ、女房との出会いだったの???」
さ「そうそうそうそう!」
く「え、ややこしいよ!」
さ「そんな、女房がいるにもかかわらずナンパしたの。最初ね、渋谷をブラブラ言いながら歩いていたの」
く「それも、言ってたんだ」
さ「そしたら、あれプだったかな、ペだったかな〜」
く「いや、パでしょ」
さ「あ、思い出したぺだ。」
く「パだよ!」
さ「ぺ・ヨンジュンのポスターが貼ってあったの」
く「あ、それはぺだ!」
さ「そのポスターの前に綺麗な女の子が立っているわけよ」
さ「まあ、結構年はいってたけど、、、32~3個上かな?」
く「だいぶいってんな!」
さ「その子をナンパしようかと思ってたんだけど、その時、俺は考えたね」
く「何を?」
さ「女房と子供がいるのにナンパなんかしてもいいんだろうか?って」
く「まあね」
さ「そら、そうでしょう。隣に女房がいるのにナンパなんてできないよ」
く「あ、隣にいるの??」
さ「女房がいるのに。って言ったじゃん」
く「じゃあ、できるわけないだろう!」
さ「だから、ナンパしたんだけど全然うまくいかなかった」
く「当たり前だろ、バカたれが!!」
さ&く「どうも、ありがとうございました!」